“花束ポイ”ごぼうの党・奥野卓志党首の言い分「RIZINとメイウェザーへの無言の抗議です」
■“花束ポイ”の真相を直撃
渦中の奥野氏は何を思うのか。日刊ゲンダイの取材にこう話す。
「リングでの花束贈呈は、報道されたようなオークションではなくて、リングサイドの席を購入したオプションです。メイウェザーに対しては以前から日本に金を稼ぎにだけ来ていることに対して思うところがありました。那須川天心と対戦(2018年大みそか)した時なんて“富士山に登りたい”なんて言い出したり、記者会見や公開計量にも平気で遅刻してきた挙げ句、試合直前まで銀座で買い物したりとやりたい放題。まったくルールを守っていないにもかかわらず主催者側は目をつぶった。こんなのスポーツじゃないですよ」
今回の来日に際しては、奥野氏が銀座で経営する会員制サロンにメイウェザーの関係者から「行きたい」と連絡があったというが断ったという。
「お客さんとメイウェザーの写真を撮れば1枚100万円とかもうムチャクチャ。僕が花束贈呈をやるとわかったら“記者会見でごぼうの党の宣伝をしてやるから1000万円払え”とも。もうとにかくお金の話ばかり。これが偉大なチャンピオンなのか? と。商業主義も甚だしい。榊原氏には品性下劣と言われましたけど、一体どっちが下劣なのかと言いたい」