松平健はサインを求めるファンに正座で応対 「暴れん坊将軍」の腰は低かった
「暴れん坊将軍」「マツケンサンバ」でおなじみの松平健さん。20年以上も前になりますが一度だけ、お食事の席にご一緒させていただきました。
「阪神・巨人さんの漫才や吉本新喜劇を書かれている作家さんをよく知っている」という話を聞かれた松平さんから「機会があれば、ぜひお会いしたい」と知人から連絡があり、大阪でテッチリを食べることに。
こちらは「ぜひ会わせたい人がいるから、一緒にふぐ食べに行きましょう」と誘われただけで、その時にはどなたがいらっしゃるのか、何も聞かされていませんでした。
先にお店の個室に案内されて「ちょっとびっくりするかもしれん人、もうすぐ来られるでしょう」と言われ、待つこと15分ぐらいだったでしょうか? 個室の引き戸を開けて「お待たせしました」と入ってこられたのが松平健さん。
「暴れん坊将軍や……」と思いながら、全く想像もしていなかった方が来られて舞い上がったのを今でも覚えています。
ご挨拶をして松平さんと私が並んで座り、知人と秘書の方と4人で食事が始まりました。