うそかまことか…島田洋七の80年代漫才ブーム時の仰天エピソード2選
島田洋七の巻(中)
1980年代「B&B」として活躍した島田洋七さん。今回は弟弟子の島田紳助さんが「そのウソ、ホンマ?」と言われるほど話を盛ってらしたという洋七さんから伺ったエピソードを2つ。うそかまことか???
まず最初は、80年代の漫才ブーム当時の驚きの収入。当時、吉本を離れ、フリーのような状態で活動されていたB&Bさんは、ギャラがほとんどそのまま入ってくる状況だったそうです。当時はギャラは現金でもらっていたそうで、毎月の収入が数千万円。たとえば5555万円なら、100万円の帯封の束55個を紙袋に、残りの55万円を封筒に入れて自宅に持ち帰り、奥さんに「はい、今月の給料」と手渡す。
ところが数カ月後に奥さんから「もう生活費ないよ、どうすんのん?」と言われてビックリ!
「ちょっと待て! おまえなんぼ(金)使こてんねん!」と驚いて聞き返したら「なんにも使こてないよ!」「そんなわけあるかえ!」「あんた給料なんぼあると思てんのん!」と「先月は○○万円! その前が○○万円!」と封筒に入っていた金額だけを言われるので「“紙袋”はどうしてん!?」と聞くと「あんなもん押し入れに入れてるよ!」と言うので急いで押し入れから紙袋を出すと、手つかずのまま現金が残されていて「3億(円)ぐらいあったんちゃうかな、嫁はんもそんなぎょうさんのギャラをもらった経験がないからファンレターやと思て、中も見ずにそのまま押し入れに入れてたんよ。捨ててたらえらいことやで!」と大笑いで話されていましたが、その年は8億円ぐらいの収入があったそうです。