「オーディション商法」の実態…アイドルや女優志望者を食い物にする悪徳芸能プロが跋扈
■被害を訴えても警察は「民事不介入」だと捜査せず
モデルなどの仕事をすでにはじめている女性もターゲットになっているそうだ。
「クライアントに営業するための宣材写真を撮影すると言って20万円、ダンスレッスン80万円と、要求していくんです。撮影では、より奇麗な写真を撮るためと山奥に連れていかれ、衣装が露出の高い水着に、さらに乳首にシールを貼っただけという状態で卑猥なポーズを強要されたモデルの話もあります。泣いて抵抗すると、損害賠償請求すると脅された挙げ句、後になって『着エロ』として売られ、ばらまかれていたのだとか。芸能界はこりごりと辞めても、心の傷は癒えていないようです」(同)
こうした被害を訴えても、警察は「民事不介入」などとして捜査せず、泣き寝入りというケースがゴマンとあるようだ。