渡辺徹さんはいつも周りを楽しませ…芸能リポーターが明かすハワイ“呉越同舟”秘話
61歳で亡くなった渡辺徹さん。明るく、人懐っこい笑顔を公の場では絶やさなかったが、その裏で渡辺さんは過酷な闘病生活に明け暮れていた。30歳で急性糖尿病、虚血性心疾患で心筋梗塞になり、カテーテル手術。その後も急性膵炎、急性気管支炎を患い、治療中に大動脈弁狭窄症でまた手術。週に複数回、人工透析を行いながら、リハビリに励み、舞台などに挑んでいた。先月、細菌性胃腸炎で入院、敗血症となり、そのまま帰らぬ人となってしまった。
もともと酒豪で大食漢だったが、料理番組「料理天国」(TBS系)のレギュラーで収録のたびに高級料理を食べ、残った料理を詰めて持ち帰っていたという。1日6食、5000キロカロリー以上取っていたそうで、70キロ台だった体重は130キロの巨漢に。愛妻のタレント榊原郁恵(63)の助力でダイエットに努めていたが、芸能リポーターの城下尊之氏はこう振り返る。
「いつも周りを楽しませて、喜んでいる姿を見て笑っている人でした。本当なのか、今となっては分かりませんけれど、郁恵さんの目の届かないところで揚げ物を食べたり、ペットボトルにコーラをいれて、飲んだりするんだとこっそり教えてくれました。お得意の自虐ネタで、取材の現場も明るくなりました」