歌手・徳永ゆうきは鉄道ファンでも“車窓派” 撮り鉄でも乗り鉄でもない「楽しみ方」とは
徳永ゆうきさん(歌手/27歳)
歌手として活躍する一方で、朝ドラ「エール」や「カムカムエヴリバディ」などで俳優としてもすっかりおなじみの徳永ゆうきさんは大の鉄道ファンとして知られる。撮り鉄、乗り鉄など楽しみ方は人それぞれ。徳永さんの場合は四季折々に変わっていく風景を楽しみたい車窓派。写真の制服は道南いさりび鉄道のものだ。
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まだまだ行けてない路線が多いですね。地方に仕事に行く時は鉄道で移動したいと、先にお伝えするのですが、どうしても、空港に着いたら送迎の車で会場に行き、終わったらバスか車で空港へ引き返すことが多くて。なので、鉄道に乗る時間が少ないのが悩みの種です。
乗ってみたい線をあげると、北は津軽鉄道、南は熊本電鉄、関東では秩父鉄道や真岡鉄道ですね。メジャーなのに、なかなか行く機会がないのはSLの宝庫のような大井川鉄道です。金谷から終点の千頭に行き、そこから井川線で山の方に走り、奥大井湖上駅まで、近いうちに行ってみたいですね。真岡鉄道も下館から茂木までSLも運行しているんですよ。
鉄道の楽しみ方はいろいろあると思います。撮り鉄、乗り鉄……。僕も写真は撮りますが、都会の喧騒の景色ではない、何もないだだっ広い風景の移り変わり、車窓をボッと眺めていたい。そんな中を単線で上に架線がなく、たった一両のディーゼル車が走る。車両の先頭に乗ったり、運転席の横に立ったり。それが雪景色だったりするとすごく燃えますね。