片平なぎさ「罠の戦争」女性大臣役で迫力の演技! 赤い霊柩車シリーズ終了も“サスペンスの女王”は健在
「メークや衣装の雰囲気に加え、時折見せるドスの利いた声や厳しい表情が、なぜかちょっと、三原じゅん子参院議員とかぶって見える時も。《小池都知事を思い出す》なんて視聴者もいます。ともあれ、それほど片平さんにとって“鴨井大臣”は当たり役ということでしょうね」
■「赤い霊柩車シリーズ」は30年の歴史に幕
片平といえば、フジ系ドラマ「山村美紗サスペンス 赤い霊柩車シリーズ」のヒロイン明子を、1992年から務めていることでお馴染み。とにかく根強いファンが多いこのシリーズだが、3月17日放送予定の「放送開始30周年記念 山村美紗サスペンス39 赤い霊柩車 FINAL~弔の京人形~」で、30年の歴史に幕を下ろすことが先日発表されたばかり。
明子役は間違いなく片平の当たり役のひとつだと言える。
「83~84年放送の『スチュワーデス物語』(TBS系)の真理子が印象に残っている人も多いのでは。ギギギ~の効果音と共に、口で両手袋を外すシーンはインパクトがありすぎて、当時は小さな子どもまでも真似たものです。あれから40年経って、キュートな顔立ちは変わらないけど、演技には貫禄と迫力が出た。バラエティーなどで見せるちょっと天然な要素も、片平さんの魅力のひとつですよね」(エリザベス松本氏)