竹下景子がピュリツァー賞受賞の名作コメディーに挑戦 「演劇人として対話の力を信じたい」

公開日: 更新日:

 29日から始まる加藤健一事務所の二人芝居「ジン・ゲーム」に出演する竹下景子さん。二人芝居は2004年に故・萩原流行さんと組んだ「月の光の中のフランキーとジョニー」以来2回目。今回の相手役は加藤健一さん。老人ホームで出会った孤独な2人の男女がトランプ遊びをするうちに心を通わせ、互いの過去を知るというピュリツァー賞受賞の名作コメディーだ。

 ──タイトルはアメリカではポピュラーなトランプ遊びとのことですね。

「ルールは簡単で、同じ札を3枚ずつ集めていくゲームなんですが、稽古で演じているうちに実際にゲームをやってる感覚になって、手札をきれいに揃えてしまうんです。加藤さんから『客席からは見えないので形だけでいいんです』と言われてもつい……。札の並べ替えが気になるからセリフが飛んだりして(笑)」

 ──老後の生き方は日本でも大きな関心事です。

「私も9月で古希。お芝居の年齢設定とほとんど同じです。老人の生きがいが取り沙汰されますが、俳優には定年がないし、年に2~3本というペースを守って舞台に出られることはありがたいことだと思います」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出