ジャニーズ叩きは広末涼子W不倫で下火になったが… 性加害問題の先に待つ「本当の危機」
ネット上では、批判の矛先をそらすために、さまざまなスキャンダルをリークしているのでは、なんてあらぬ“陰謀説”までささやかれている。
「憶測が飛び交うのは芸能界の常ですが」と、芸能ライターの吉崎まもる氏はこう続ける。
「ただ、このままで終わるとも思えません。ほとぼりが冷めたタイミングを見計らって、外部の専門家による『再発防止特別チーム』が調査や検証結果を公表するという流れになるでしょうが、内容次第ではバッシングが再燃する可能性も十分ある。待ち受ける危機はそれだけじゃない。ジュリー社長辞任説もそうですが、ジャニーさんの時代から“ジャニーズ帝国”を影で支え、《最後の砦》とも言われるキーマンの“勇退説”もくすぶったままです。年齢も年齢ですし……実際にはジュリー社長よりその人が辞めてしまった方が、事務所の運営はもちろん、テレビ局など内外のコントロールが効かなくなって空中分解する恐れがある。むしろダメージは大きいと指摘する業界人は多い。本当の危機はそっちでしょう」
嵐の前の静けさなのか。