NHK紅白史上ワースト30%割れは想定内…嫌気が差した「受信料で支えられています」のちょいちょい連呼
■ジャニオタだけが喜ぶ紅白の終焉
むしろ例年“ジャニーズ祭り”と揶揄され、ファン以外の老若男女が興味を持って視聴することが難しいパフォーマンスに、辟易していた層からの評判は意外と悪くないようだ。
「YOASOBIの『アイドル』では橋本環奈とanoをはじめ数々の奇跡のコラボが実現したほか、ポケビ、ブラビの千秋と離婚を発表したばかりのビビアン・スーの美魔女ぶりが話題になったり、演歌やK-POP、往年のヒット歌手の競演は多くの人が楽しめる内容で、今回のボーダレスというテーマに限りなく沿ったもので、ジャニオタだけが喜ぶ紅白がようやく終わった感があります」(前出・芸能ライター)
そもそも、動画、音楽、漫画などネットメディアの急速な普及で可処分時間の奪い合いが激化する中で、紅白の30%割れは不可避と言えただろう。
「コロナの行動制限が解除された久しぶりの年末でした。例年3~5億円という制作費をかけてまで、紅白を存続させる意義が見出せませんが、今回特に解せなかったのが、放送中にアナウンサーに『受信料で支えて頂き有難うございます』と、何度も“受信料”を連呼させたことです」(スポーツ紙記者)
SNSでは、能登半島地震や羽田でのJAL機と海保機の衝突事故など、自然災害や事件、事故の報道に受信料が使われることに納得の声が多い一方で、年々視聴者が少なくなった歌番組に多額の制作費を投入することに疑問の声は少なくない。