NHK「光る君へ」道長を巡り“親友同士”がぶつかり合う? まひろvs倫子の三角関係に視聴者ヤキモキ
NHK大河「光る君へ」の第11回「まどう心」は、兼家(段田安則)の計画で、花山天皇(本郷奏多)が出家し、まひろ(吉高由里子)の父・為時(岸谷五朗)は再び官職を失うことに。まひろは左大臣家の娘・倫子(黒木華)に父が復職できるよう口添えを頼む。
ニコニコ平安嬢の倫子さんは、まひろと「おともだち」。だからこそ、まひろは倫子に頼みにいくのだが、身分違いの太い線をびしりと引いていて、まひろの話を最後まで聞くまでもなく「おやめなさい、摂政様はあなたが会えるようなお方ではありません」と閉ざした。感情に流されず、わきまえているのは本物のお嬢様である。
黒木華は、NHKの大河「西郷どん」では三番目の妻「糸」、「真田幸村」でも幸村の最初の妻を演じている。今回の道長の妻役にも通じるが、時代のヒーローの傍らで賢くタフな女性として十分な存在感を見せている。道長をはさんだ不思議な三角関係が繰り広げられるなか、本音と建て前のさなか、どんどん逞しい女性になっていくであろう。
■笑顔で肉食女子発言