「24時間テレビ」やす子の「チャリティーマラソン」募金10億円超えも? フワちゃん騒動で急増の皮算用

公開日: 更新日:

■昨年は最低の8億4000万円

 では、ずばり募金の目標額はいくらか。募金はチャリティーマラソンのほかに、能登半島地震復興応援募金、目的を特定しない一般募金などもある。去年の総額は8億4805万9341円で、ここ数年で最も少なかった。これまでの最多は東日本大震災のあった2011年の約20億円。さすがにこれは無理だとしても、去年を上回る9億円が今年の最低ラインだろう。

 最多だった11年のチャリティーマラソンのランナーは徳光和夫、次いで多かった19年の15.5億円のときは水卜麻美ら4人、少なかった去年はヒロミである。寄付金総額の多寡は、どうやらランナーの好感度によるらしい。広告代理店の調査でも、やす子は世代を問わず人気がある。「やす子がんばれ!」が全国で盛り上がれば、2ケタ、10億円にいくかもしれない。

 ところで、ランナーたちはノーギャラのボランティアなのか。そんなことはない。芸能人・タレントとしてのランクにもよるだろうが、出演料はほぼ1000万円といわれている。もちろん募金からではなく、制作予算から支払われる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?

  2. 2

    小泉進次郎氏「死ぬまで働け」戦慄の年金プラン “標準モデル”は萩本欽一…なんでそうなるの?

  3. 3

    阪神・近本の“球宴サイクル安打”に感じる恥ずかしさ

  4. 4

    W杯8強へ森保J「5人の重要人物」 頭痛の種は主将・遠藤航の後継者…所属先でベンチ外危機

  5. 5

    貴景勝に今場所終了直後の「引退説」…満身創痍で大関陥落も「株・部屋」には不安なし

  1. 6

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  2. 7

    竹内涼真“完全復活”の裏に元カノ吉谷彩子の幸せな新婚生活…「ブラックペアン2」でも存在感

  3. 8

    巨人が決められないバント、出ない適時打の八方ふさがり

  4. 9

    「負けた」はずの琴桜が「勝った」ウラ事情…疑惑の軍配が大炎上《翔猿がかわいそう》

  5. 10

    U18高校日本代表の気になる進路は?ドラ1最大4人、大阪桐蔭勢は早大、法大進学か