21年経ち再犯…槇原敬之また覚醒剤逮捕に警視庁の“執念”
ところが、A氏が再び逮捕されたことで槇原容疑者は現在の渋谷区の一軒家に引っ越した。
薬物にまみれたA氏との関係を清算するためとはいえ、“どんなときも”一緒だったA氏との関係を断ち切ったことで、槇原容疑者の寂しさはピークに達していたのかもしれない。
昨年から別のパートナーと暮らしているという噂が音楽業界関係者の間で広まり、それと前後して再び薬物に関する噂がささやかれるようになった。
■1999年12月に懲役1年6カ月・執行猶予3年の判決
「槇原容疑者の捜査に乗り出したのはマトリ(関東信越厚生局麻薬取締部)ではなく組対5課でした。ところが、捜査は極めて難航したといいます。現在、槇原容疑者が暮らす自宅は100坪近い広大な敷地にあります。しかも、高い壁に囲まれているため、中の様子がうかがい知れない。人の出入りをチェックできる場所が限られているため、張り込み捜査が向こうに確認されやすい可能性もあって、薬の供給源を特定するまでにかなりの時間を費やしたといいます。ただ、昨年、組対5課はピエール瀧や元ジャニーズの田口淳之介といった“大物”をマトリに持っていかれています。槇原容疑者はどうしても外せない“ターゲット”だったのです」(前出の捜査事情通)