著者のコラム一覧
尾上泰彦「プライベートケアクリニック東京」名誉院長

性感染症専門医療機関「プライベートケアクリニック東京」院長。日大医学部卒。医学博士。日本性感染症学会(功労会員)、(財)性の健康医学財団(代議員)、厚生労働省エイズ対策研究事業「性感染症患者のHIV感染と行動のモニタリングに関する研究」共同研究者、川崎STI研究会代表世話人などを務め、日本の性感染症予防・治療を牽引している。著書も多く、近著に「性感染症 プライベートゾーンの怖い医学」(角川新書)がある。

5歳までにはほぼ治るが…なぜ幼児は「おねしょ」をするのか

公開日: 更新日:

 バソプレッシンは、尿細管での再吸収を促進させて尿量を減少(尿を濃縮)させ、体内の水分量が不足しないように調節しているのです。睡眠中だけでなく、「脱水が激しい時」「塩辛いものを多く食べた時」なども分泌が高まります。

 しかし、このような機能が発達している大人でも「夜間頻尿」や「夜間多尿」ということが起こります。加齢によって膀胱自体の弾力性が低下して、膀胱容量が減るということもありますが、糖尿病で多尿になったり、前立腺肥大が頻尿に影響したり、大人の場合は持病が関係してきます。

 特に、高血圧や心疾患で心臓に負担がかかると、自然と夜間に尿を多く作るシステムが作動します。これは心臓から「心房性ナトリウム利尿ペプチド」というホルモンが分泌されるからです。腎臓に作用して尿量を増やし、体内の水分量を減らして心臓の負荷を減らそうと働くのです。

 なぜ夜間に尿量が増えるかといえば、体を横にしている睡眠中の方が心臓から腎臓に血液を送るエネルギーが少なくて済むから。このように体は巧みに尿量を調節しているのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「左膝の半月板が割れ…」横綱・豊昇龍にまさかのアクシデントで稽古中止

  2. 2

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  3. 3

    「ラブホ密会」問題も何のその!小川晶前市長の超“人たらし”戦略 12日投開票の前橋市長選情勢

  4. 4

    アストロズ今井達也の西武への譲渡金ついに判明! NPB広報室から驚きの回答が

  5. 5

    菊池風磨のカウコン演出に不満噴出 SNS解禁でSTARTO社の課題はタレントのメンタルケアに

  1. 6

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 7

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  3. 8

    ロッテ前監督・吉井理人氏が大谷翔平を語る「アレを直せば、もっと良く、170kmくらい投げられる」

  4. 9

    松山千春がNHK紅白を「エコひいき」とバッサリ!歌手の“持ち時間”に求めた「平等」の正当性を考える

  5. 10

    オリックスへのトレードは中日が年俸の半分を肩代わりしてくれて実現した