声のかすれが長く続く…声の専門クリニックを受診してみた

公開日: 更新日:

 思い当たる節は大いにあり。飲む時は努めて静かに、普段も極力大声で話さないよう心掛けていたら、いつの間にか声がれは消えていた。

 声がれをはじめとする声の変化は、がんのサインの可能性ありともいう。声の変化について話を聞きに、声と喉の治療を専門とする「声とめまいのクリニック 二子玉川耳鼻咽喉科」の許斐氏元・院長のもとを訪れた。

「声は何らかの疾患のほか、加齢や乾燥、心理的ストレス、薬の副作用、喉や体調のコンディションでも変化します」(許斐院長=以下同)

■原因は多岐にわたる…最初の診断が重要

 声の変化には、声がれのほか、声が抜ける、詰まる、震える、喉に違和感がある、高い声や裏声を出しにくい、喉に力を入れないと声が出にくく疲れる、発音が悪い……など。原因症状は多岐にわたる。

「わかりやすく説明すると、大きく3つに分けられます。まず、器質的疾患。声帯ポリープや声帯結節、声帯炎など、声帯表面の構造に異常があるケースです。命に関わるものとしては、喉頭がんが挙げられます」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    演技とイケオジぶりで再ブレーク草彅剛と「10億円マンション売却説」中居正広氏との“絆”

  2. 2

    泉ピン子が終活をやめたワケ「渡る世間は(水原)一平ばかり!」スペシャルインタビュー

  3. 3

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された

  4. 4

    キムタク一家の妹Kōki,は映画主演の裏で…フルート奏者の姉Cocomiの話題作りと現在

  5. 5

    かんぽ生命×第一生命HD 人生設計に大切な保険を扱う大手2社を比較

  1. 6

    米田哲也が万引きで逮捕!殿堂入りレジェンド350勝投手の悲しい近況…《苦しい生活を送っていたのは確か》

  2. 7

    イスラエルにあなたの年金が流れていく…厚労省「ジェノサイド加担投資」引き揚げ“断固拒否”の不可解

  3. 8

    坂本花織の世界選手権66年ぶり4連覇に立ちはだかる…国際スケート連盟の「反トランプ感情」

  4. 9

    カーリング日本女子が到底真似できない中国の「トンデモ強化策」…世界選手権では明暗クッキリ

  5. 10

    公表された重点施策で露呈…JR東海の株価低迷と時代遅れの収益構造