著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

不況克服の象徴 借財20万両完済し領民を庇護した上杉鷹山

公開日: 更新日:
イラスト・松山璃音

 不況克服の象徴のように、米沢藩9代藩主・上杉治憲(号して鷹山)が祭り上げられるようになって、久しいですね。

 徳川幕府の治世下、三百諸侯が等しく経験した財政難――これを解決した“名君”に、現代人も改めて学ぼう、というのがその主旨のようです。

 17歳で藩主の座に就い…

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