「スジャータめいらく」お釈迦様を救ったインドの娘が商品名の由来
3月23日は「スジャータの日」。1976年のこの日に発売されたコーヒーフレッシュ(コーヒーミルク)を記念してつくられた。
さて、この「スジャータ」という名前の由来は何なのか?
「『スジャータ』とは修行中のお釈迦(しゃか)様に乳粥(ミルク粥=インドの伝統料理)を差し上げ命を救ったインドの娘さんの名前です。これを食したお釈迦様は疲労回復された後、悟りを開かれたといわれています」(スジャータめいらく担当者)
発売当初からのキャッチフレーズである「褐色の恋人」も、お釈迦様に寄り添った娘のようにコーヒー(褐色)に寄り添うという思いが込められているようだ。
中高年世代なら「♪スジャータ、スジャータ、褐色の恋人のめいらくが0時をお知らせします」のラジオ時報が思い浮かぶだろう。2012年に終了し、今はテレビ時報として名古屋ローカルで見ることができる。
そしてスジャータといえば、フタに印刷された「花言葉シリーズ」も楽しみのひとつ。2月29日を含め366日分あり、ちなみに3月23日はプリムラ・ポリアンサ=可憐だ。もうひとつ気になるのは、東海道新幹線の社内販売などで売られている「スジャータアイスクリーム」の硬さだ。