掃除機で吸い取られた赤ちゃん毒蛇を無事捕獲…豪州の意外な救出劇が話題
オーストラリアで小さな赤ちゃん毒蛇の捕獲劇が話題になっている。
今月2日、クイーンズランド州ハービーベイのリゾート施設に宿泊していたカップルから、蛇捕獲専門の「ハービーベイ・スネークキャッチャーズ」社に、「施設内に毒蛇がいるから捕獲してほしい」との連絡があった。さらに数分して「先ほどの電話の者ですが、妻が掃除機で吸い取ってしまったのでもう大丈夫」との続報が。
同社は蛇が保護の対象であることを説明し、すぐに専門家のドリュー・ゴッドフリーさんを派遣した。現場に到着すると、蛇を吸い込んだ電気掃除機の吸い込み口は袋で覆われ、蛇が逃げられないようにしてあった。
ドリューさんが慎重に掃除機を分解していくと……吸引したゴミをためる紙パックの中のちりやほこりの塊の中から小さな蛇が!
「イエロー・フェイスド・ホイップ・スネーク」という弱い毒を持つ蛇で、噛まれると、命に別条はないが、蜂に刺されたような痛みを感じるという。
同社はフェイスブックで捕獲の様子を撮影した動画を投稿したところ、「かわいそうに」「助けられてよかった」など保護を喜ぶコメントが多数寄せられた。写真はそのひとコマだ。