米シカゴの川で巨大すぎるカミツキガメを目撃! 専門家が「かなり珍しい」と話題に
米シカゴの川で巨大なカミツキガメが目撃され、話題になっている。
このカメを見つけたのは、市内を流れるシカゴ川でカヤックに乗っていたジョーイ・サントーレさん。川で甲羅干しをしているところをスマホで動画撮影し、カメに「チョンカサウルス」という恐竜風の名前をつけて5月8日にツイッターに投稿したところ、大バズりした。
ジョーイさんによると、以前シカゴ川は排水などで汚れきっていたが、近年、少しずつ浄化されてきたそうで、「以前はあんなに汚染されていた川にこんな大きな生き物が繁殖しているのを目撃できたのは実に素晴らしい」とツイート。
シカゴがあるイリノイ州クック郡の野生生物学者、クリス・アンカーさんによると、シカゴ川にもカミツキガメは生息しているが、ジョーイさんが目撃した光景は「かなり珍しいもの」だという。
ひとつはサイズ。正確には実際に計測してみないと分からないが、体重は23~27キロほどで、カミツキガメとしては極めて大きいという。たぶんメスで、年齢は40~50歳と推定している。またカミツキガメは通常、川底に生息していて、岩の上などで甲羅干しをすることはほとんどないという。
クリスさんは、カミツキガメを目撃した人は、邪魔をしたり、捕獲しようとしたりせず、ジョーイさんと同じように「見るだけにしてほしい」と呼びかけている。