プールに転落し意識不明の祖父を救出! 勇敢な米国の少女に「市民の勇気賞」と称賛の声
プールに転落し、意識不明になった祖父の命を救った勇敢な米国の少女が話題になっている。
「まさにヒーロー!」と絶賛されているのは、ジョージア州ディアランビラに住むオーロラ・ワアヌノウさん(10)。
同州のグリン郡警によると、6月2日午後2時ごろ、オーロラさんは、祖父がプールに転落して「反応しなくなった」ことに気がついた。近くにいた泳げない祖母に「おばあちゃんはプールに行っちゃダメ」と制止し、自分の身長より深いプールに飛び込んだ。
そして水面に顔をつけ、呼吸できない状態だった祖父を全身の力を込めてプールの縁まで引っ張り、祖母と2人で祖父を仰向けにすることに成功したという。
オーロラさんはそれから911番緊急通報。祖父は駆けつけた救急隊員によって病院に搬送され、一命を取り留めた。
グリン郡警はフェイスブックへの投稿で「極めて厳しい状況で、オーロラさんの英雄的、大胆不敵かつ、決断力のある行動がなければ、結果は違っていた可能性がある」と称賛。
オニール・ジャクソン暫定署長は5日、オーロラさんの勇敢な行為を称え、「市民の勇気賞」を贈った。写真はその際のツーショット。
表彰式には、無事に回復して退院した祖父も駆けつけたそうだ。さぞお孫さんが誇らしかったことでしょう。