プールに転落し意識不明の祖父を救出! 勇敢な米国の少女に「市民の勇気賞」と称賛の声

公開日: 更新日:

 プールに転落し、意識不明になった祖父の命を救った勇敢な米国の少女が話題になっている。

「まさにヒーロー!」と絶賛されているのは、ジョージア州ディアランビラに住むオーロラ・ワアヌノウさん(10)。

 同州のグリン郡警によると、6月2日午後2時ごろ、オーロラさんは、祖父がプールに転落して「反応しなくなった」ことに気がついた。近くにいた泳げない祖母に「おばあちゃんはプールに行っちゃダメ」と制止し、自分の身長より深いプールに飛び込んだ。

 そして水面に顔をつけ、呼吸できない状態だった祖父を全身の力を込めてプールの縁まで引っ張り、祖母と2人で祖父を仰向けにすることに成功したという。

 オーロラさんはそれから911番緊急通報。祖父は駆けつけた救急隊員によって病院に搬送され、一命を取り留めた。

 グリン郡警はフェイスブックへの投稿で「極めて厳しい状況で、オーロラさんの英雄的、大胆不敵かつ、決断力のある行動がなければ、結果は違っていた可能性がある」と称賛。

 オニール・ジャクソン暫定署長は5日、オーロラさんの勇敢な行為を称え、「市民の勇気賞」を贈った。写真はその際のツーショット。

 表彰式には、無事に回復して退院した祖父も駆けつけたそうだ。さぞお孫さんが誇らしかったことでしょう。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出