ザブトン、トウガラシ、ネクタイ…焼肉部位のネーミングはどのように付けられるの?
どーも焼肉作家のNIQです。国民食として日本を代表する焼肉ですが、部位やメニューのネーミングが本当に面白いことになっています。カルビは韓国語ですが、ハラミは日本語、ヒレはフィレからきていますのでフランス語、ロースはローストからきていますので英語。日韓英仏の言語が入り混じる焼肉の事実。これだけでも面白くないですか!?
もう少し深堀りしてみます。牛は取引する上では13部位で構成され、更に希少部位などに細分化し、55部位に分けることができると言われています。この部位のネーミングの輩出源は実に様々で、「~みたいだから」「見た目まんま」「人物・称号」などがあります。
■~みたいだから
「~みたいだから」は、〇〇のように見えるからと置き換えられます。代表されるのは、ここ数年でブームになった肩ロース下部にあり、美しい霜降りと肉の旨味が高次元で両立する美味しい部位ザブトンです。切り出した形が平たく四角く座布団みたいだから、そう呼ばれるようになりました。