救世軍の「鍋」の中から謎の指輪が! 匿名によるクリスマスの善意寄付、米MA州支部が感謝の意
キリスト教プロテスタントの「救世軍」が、赤い鍋を使って募金活動を行うのは米国のクリスマスシーズンの風物詩。先日、マサチューセッツ州ウォルサム支部の鍋から誰かの婚約指輪と結婚指輪が出てきて話題になっている。
指輪は間違いなどではなく、次のように記された匿名の寄付者の手紙が添えられていた。
「この指輪が愛を込めて贈られるのは2度目です。初めての時と同じように、この指輪が喜びと変化をもたらしますように」
さらに「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである。ヨハネによる福音書3章16節」と記されていた(訳は新改訳聖書)。
指輪の価値は1500ドル(約21万4000円)ほど。同支部のニコール・フルロップ中尉は声明を出し、「誰かが他人を助けるためにこれほど貴重なものを救世軍に提供してくださったことを光栄に思い、また恐縮しています」と述べた。
同州では2015年にもビレリカ支部に婚約指輪と結婚指輪の匿名の寄付があったそうだ。