JAL機炎上、日航は「見舞金と預け荷物弁済金」乗客に10万円ずつ支払いを発表

公開日: 更新日:

 羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突、炎上した事故で、国土交通省は3日、交信記録を公表。海保機が管制官の許可を得ないまま滑走路に進入した可能性が明らかになった。一方で、海保によると、海保機の機長からは事故後、「許可を得た上で滑走路に進入した」との報告があったといい、交信記録との食い違いが生じている。

【写真】この記事の関連写真を見る(10枚)

 日航機パイロットは3人で、同社が聞き取りを行ったところ、全員が滑走路への進入中、海保機を「視認できなかった」と話しているという。

■預かったペット2件救出できず

 日航によると、乗客の手荷物は200個。またペットを預けた乗客は2人いて、ペットを救うことはできなかったとしている。ある乗客によると、日航側からは、見舞金として乗客1人当たり10万円、このほか預け荷物の弁済金として10万円を支払うと伝えられたという。

 運輸安全委員会は4日、日航機パイロットや客室乗務員への聞き取り調査を行う。また既に海保機からフライトレコーダーやボイスレコーダーを回収。今後は管制官や海保機の機長にも聞き取り調査を実施し、海保機側の認識を詳しく調べるとみられる。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース