《ブタもワニも一緒に乗る?》批判やまない飛行機の"ペット同伴同乗"…法改正は非現実的

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 2日に東京・羽田空港で日航機と海上保安庁の航空機が衝突し、炎上した事故は、貨物室内のペットが亡くなったことを巡る議論が収まらない。

 これには、女優の石田ゆり子やフリーアナウンサーの笠井信輔、タレントのIMALU、パティシエの鎧塚俊彦氏など多くの有名人が、客室への“ペット同伴”を訴え、オンライン署名サイト「change.org」では、1月2日から「飛行機のペット貨物室積み込みの見直しをお願いします」と題した署名が開始。8日正午時点で3万9000人超が賛同した。

 一方で、「人命が優先」と批判も多く、7日には石田がSNSを更新。「言葉が足りなかった」と反省しつつ、「長年、日本の法律上、家族同然である愛護動物たちがモノとして登録されることに深い違和感を感じ続けてきました」などと、改めてペットへの思いを綴った。

 ペット問題は悩ましいが、仮に「同伴同乗」できても、いざというときに一緒に逃げられるかといえば難しい。

 航空会社スターフライヤーは、今月15日からペットを機内に持ち込めるサービスを全路線に拡大するが、『緊急時にペット用の酸素マスクはありません。また緊急時はペットを連れて緊急脱出が行えません』と注意書きがある。

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