早期退職でUターン…運転が好きなだけでは「運転代行」の仕事は長続きしない

公開日: 更新日:

「ただし嫌なこともあります」

 一番困るのはペラペラと自慢話をする客。「へえ、すごいですね」と適当に合わせていると、「おまえ、ちゃんと聞いてるのか」と激高し、料金を払ったあともクルマから降りずに絡んでくることがある。

 人間関係も面倒だ。後乗りの相棒と2人1組になり、軽自動車の中で仕事の連絡を待つ。相手がぶっきらぼうな性格や高圧的な態度の場合は狭い車内の雰囲気が地獄となり、それが嫌で辞めていく人もいる。

「運転好きなだけの人も長続きしません。タクシーみたいに一仕事を終えるたびに日報を書かなきゃならない。その作業が面倒なため『こんな仕事とは思わなかった』と2、3日で辞める人もいる。1週間もったら長続きする仕事です」

 バイトとはいえ、それなりの覚悟が必要だ。

(林山翔平)

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    相撲協会の逆鱗に触れた白鵬のメディア工作…イジメ黙認と隠蔽、変わらぬ傲慢ぶりの波紋と今後

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 4

    《2025年に日本を出ます》…團十郎&占い師「突然ですが占ってもいいですか?」で"意味深トーク"の後味の悪さ

  5. 5

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  1. 6

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  2. 7

    結局《何をやってもキムタク》が功を奏した? 中居正広の騒動で最後に笑いそうな木村拓哉と工藤静香

  3. 8

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 9

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  5. 10

    高校サッカーV前橋育英からJ入りゼロのなぜ? 英プレミアの三笘薫が優良モデルケース