今や外食ランチは平均1200円超の“高嶺の花”に…昼抜き「欠食サラリーマン」が増殖中?

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 ワンコイン=500円でサラリーマンの昼の胃袋を満たせたのも、遠い昔の話か。今みたいな値上げラッシュが続けば、当然だろう。

 ホットペッパーグルメ外食総研(リクルート)の平日のランチ実態調査(3月実施)によると、「外食店内での食事」は平均1243円(前年1190円)と、4年連続で増額。もはやツーコインでも足りない。

 都心でワンコインとなれば牛丼か、立ち食いそばやうどんのチェーン店で単品注文。コンビニならおにぎり2、3個でギリといったところか。

〈東京、朝からコーヒーやフレッシュジュースにポンと500円出せるブルジョアが多いんだけど、みんなどうやって資金捻出してるの?〉なんてXのポストが先日バズって話題になったが、気持ちは分からないでもない。高給取りの独身ならいざ知らず、家族持ちには高いハードルだ。

 ある生活情報誌編集者は「リモートワークを希望するのは、外食しなくて済むという理由もあるでしょう。自炊で食費を安く抑えられますから。私の場合、会社近くにご飯デカ盛りの焼き魚定食を650円で出す定食屋さんがあるんですけど、味、ボリュームともに感謝しかない」と笑う。

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