マイナ保険証はトラブル続きなのに…河野デジタル相は紙廃止「問題なし」一点張りの厚顔不遜

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〈こっちがそちらの母国語で話してんだから、そっちが理解しようと努めろよという気持ちで、(こっちが)完璧な英語を使おうとか思わない方がよい〉──。河野デジタル相が1日、自身のブログに英語スピーチの心得を説いた一節である。

 エラソーなアドバイスだが、12月2日に予定される現行の保険証廃止に国民が「残して」と日本語で訴えても「理解しよう」と努める気すらない。ひたすら「問題ない」の一点張りだ。

 保険証廃止とマイナ保険証への一本化は「国民の不安払拭」が大前提だったはずだが、不安・不満は募り続けている。現行の保険証の規定を削除する厚労省令の改正に関するパブリックコメント募集について、全国保険医団体連合会(保団連)が6日にXで〈保険証を残して!の声をぜひお送りください!〉と呼びかけたところ、13日時点でインプレッションは200万回を突破。異例の反響を呼んでいる。

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