小池知事は都知事選TV討論すべて拒絶…蓮舫氏が街頭演説で暴露し「逃げないで」と訴え
■夜は公務が入らないのになぜ逃げる
蓮舫陣営によれば、「真相報道バンキシャ!」(日本テレビ系)、「報道ステーション」(テレビ朝日系)、「Mr.サンデー」(フジテレビ系)など、ほぼすべての在京民放テレビ局から討論会のオファーがあるという。
しかし、小池知事が逃げているため、ただの一度も開かれていない。
蓮舫氏は30日の演説で、小池知事が少子化対策で打ち出した「婚活アプリ」などに言及し、「時代とズレている」「若者支援が徹底的に欠落している」とバッサリだった。
「小池さんがしきりにアピールする少子化対策は、選挙目当ての場当たりでここ1、2年にやったことです。2期8年で見れば、東京の出生率0.99が小池都政の“成果”。討論会に出れば、そうした現実を突きつけられるから嫌なのでしょう」(ジャーナリスト・横田一氏)
小池知事が強調する公務優先も、「改選期の知事の選挙期間中に、普通、現場は公務など入れない。知事サイドから『画になる公務を入れてくれ』のお達しが出ているのでしょう」(都庁関係者)というし、そもそもテレビ局がオファーしている番組は、ほとんど公務の入らない夜の時間の放送だ。
この週末のメディアの最新情勢調査では、小池知事が一歩リードしているという。政策論争から逃げまくる不誠実な知事が、さらに4年続投でいいのだろうか。