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田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

悠仁さま進路先めぐる情報「根拠ない」は本当か? 秋篠宮家側近の“あやふやな説明”

公開日: 更新日:

「“根拠ない”はさすがに言いすぎ」と憤慨するのは皇室記者のひとり。悠仁さまが目指す大学に関し情報収集に努めてきた。6日に18歳の誕生日を迎え成年皇族となった悠仁さま。秋篠宮家側近トップの吉田尚正・皇嗣職大夫はこの日、進学先について「根拠のない情報が流れている」と語り波紋を呼んだ。

「東大や筑波大をはじめ、これまで大学名はそれなりの理由があって浮上した。根も葉もないような言い方はいかがなものか」と皇室記者は反発。「宮内庁からの情報が乏しいため独自取材するしかなく、そうしてメディアの多くが行き着いた結論が東大推薦入学だった」と話す。一方、宮内庁OBは「吉田皇嗣職大夫を含め、庁内に秋篠宮家が全幅の信頼を置くスタッフがおらず、内実が伝わってこない」と問題の根深さを指摘する。

■東大進学説が囁かれるようになった発端

「悠仁さまが東大を視野に入れている」との見方が最初に出たのはお茶の水女子大付属小学校5年の時だ。2017年9月、中高一貫の渋谷教育学園渋谷(渋渋)の文化祭にお忍びで来訪。受験業界では「悠仁さま東大説」がまことしやかに囁かれるようになった。

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