石丸伸二氏が政治団体「彩生の時」旗揚げのゲストに!すわ新党?とメディア殺到、本人に直撃すると…
あの男を呼んで、思惑含みの発足か──。
東京の下町・江東区で10日、政治団体「彩生の時」が「旗上げの会」を開いた。発起人は地元の企業経営者たち。ゲストスピーカーとして招いたのは、石丸伸二・元広島県安芸高田市長だ。先の衆院選に東京15区(江東区全域)から出馬し、落選した須藤元気元参院議員と金沢結衣氏(いずれも無所属)も参加した。
“石丸来たる!”の情報は前夜から永田町に出回り、開会前には10社を超えるメディアが殺到。しかし、主催者が「まだ旗揚げの段階で、今日は(政治)団体の趣旨説明」だからと、メディアをシャットアウトし、非公開で行われた。
東京15区は、いわくつきの選挙区だ。IR汚職で実刑判決を受けた(上告中)秋元司元衆院議員、江東区長選をめぐる公選法違反(買収など)で有罪が確定した柿沢未途元衆院議員、木村弥生前江東区長と、ここ数年で立て続けに地元の自民党政治家が罪に問われている。
主催者は政治団体設立の意図について「江東区が荒れているので地元の人たちで一から立ち上げることにした」と話したが、石丸氏は来夏の都議選に向けて「地域政党結成」を表明しており、連携を期待しているのは確実だ。