著者のコラム一覧
植草美幸恋愛・婚活アドバイザー

恋愛・婚活アドバイザー。1995年、アパレル業界に特化した人材派遣のエムエスピーを創業(現・代表)。そこで培われたコーディネート力と実績を活かし、2009年、結婚相談所マリーミーをスタート。業界平均15%と言われる成婚率において、約80%の高い成婚率(※)を誇り、成婚件数 も1000件以上を数える。著書は「ワガママな女におなりなさい 『婚活の壁』に効く秘密のアドバイス」(講談社)、『「良縁をつかむ人」だけが大切にしていること』(諏内えみ氏との共著、青春出版社)、「結婚の技術」(中央公論新社)、「なぜか9割の女性が知らない婚活のオキテ」(青春出版社)など多数。(※)成婚退会者数÷全体退会者数で算出。

1000人と会っても「ときめかなくて」…理想の”推し”を探し続ける中高年たち

公開日: 更新日:

 婚活パーティーやイベントに参加して、「いい人がいない」と口癖のように言う男女は少なくありません。婚活のカウンセリングで、「100人、1000人と会っても“ときめきがない”」という人もいます。先日も、44歳の女性が「婚活は全然ときめかなくて楽しくない」と感想を述べていました。理想の“推し”が現れるまで現実を直視できずに運命の相手を探し続けているのは、恋愛経験が少ない40代以上に多い傾向です。

 そもそも中高年になると、自分本位の方が増えてきます。相手が嫌がっているかや空気を読むことができず、パーティーの場で「いつ会える?」としつこく誘ってトラブルになるケースもあります。とくに男性は、年収が高くなるほど「経済力があれば受け入れられるだろう」と考え、自分の感情を押し通してしまい、会話が成立しなくなることも。美人だと思った”推し”の女性を、人間ではなく妄想のキャラクターに置き換えて、自分の希望している回答が来ると思い込んでいる人は残念ながらいるのです。

 女性もしかり。ある47歳のバツイチの男性開業医と42歳の会社員女性のお見合いでは、女性は男性の見た目や経歴を運命の相手としながら、プライベートには関心を持たず、「結婚したらこんなところに住みたい」「私も仕事が忙しくて家事が難しいから、平日は一緒に外食しましょう」など理想の結婚生活を一方的に語って解散。普段、男性が雑談の連絡をしても無視。返事をしないのは日常会話には興味がなかったからで、自分の話したいことのみ連絡していました。もちろん、うまくいきません。

■関連キーワード

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    「暮らしやすい都道府県」東京都は2位…じゃあ1位は? 前回調査の首位は陥落していた

  2. 2

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も

  3. 3

    東京女子医大がご都合主義の学費値上げで偏差値急落…早稲田大学への“身売り説”が急浮上

  4. 4

    石丸伸二氏「新党」発足会見“ドタキャン”の真相…演出意図ミエミエのフリー記者排除に元参謀も苦言

  5. 5

    「2025年7月5日」に大災難…本当にやってくる? “予言漫画”が80万部突破の大ベストセラーになったわけ

  1. 6

    早くも見えた石丸伸二氏「再生の道」の“ポンコツ化”…政策への言及なし、新党参加にこれだけのリスク

  2. 7

    三菱UFJ“貸金庫窃盗”女性銀行員は10億円溶かす…FXの怖さを損失2億円の投資系インフルエンサーが警告

  3. 8

    日向灘で「3日に1回」地震頻発は南海トラフの前兆か? 専門家に聞く…13日夜は震度5弱の揺れ

  4. 9

    石丸伸二氏が政治団体「彩生の時」旗揚げのゲストに!すわ新党?とメディア殺到、本人に直撃すると…

  5. 10

    加藤財務相が財務省への批判続出に「どうにもならない」とボヤキ…政治信条「万機公論に決すべし」はどこへ?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    下半身醜聞の西武・源田壮亮“ウラの顔”を球団OBが暴露 《普通に合コンもしていたし、遠征先では…》

  2. 2

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  3. 3

    中居正広の女性トラブルで元女優・若林志穂さん怒り再燃!大物ミュージシャン「N」に向けられる《私は一歩も引きません》宣言

  4. 4

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  5. 5

    「二刀流」大谷翔平と「記録」にこだわったイチロー…天才2人の決定的な差異

  1. 6

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  2. 7

    元横綱・白鵬に「伊勢ケ浜部屋移籍案」急浮上で心配な横綱・照ノ富士との壮絶因縁

  3. 8

    いまだ雲隠れ中居正広を待つ違約金地獄…スポンサーとTV局からの請求「10億円以上は確実」の衝撃

  4. 9

    キムタクがガーシーの“アテンド美女”に手を付けなかったワケ…犬の散歩が日課で不倫とは無縁の日々

  5. 10

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も