スポーツやeスポーツに集まる巨額マネー 拡大する市場への投資方法は?
eスポーツを対象とした投資信託もある。大和アセットマネジメントが運用する「iFreeActive ゲーム&eスポーツ」。日本を含む世界のゲーム、eスポーツ関連銘柄に投資する商品だ。組み入れ銘柄を見ると、米国の半導体企業「AMD」「エヌビディア」、任天堂、中国のゲームソフト会社「ネットイース」(網易)などが上位に並んでいる。騰落率は過去1年で27.7%となっている。
ETF(上場投資信託)もある。グローバルXが運用する「グローバルX ヒーローズ(ゲーム&eスポーツ)ETF」だ。グローバルXは08年に米国で創業したETF専門の運用会社。革新的なETFを数多く運用することで知られている。
ヒーローズはビデオゲームの開発、eスポーツリーグの運営、AR、VRの関連企業に投資する。組み入れ上位にはネットイース、米国のゲーム会社「エレクトロニック・アーツ」のほか、任天堂、コナミなども並んでいる。騰落率は過去1年で5.29%。スポーツやeスポーツ好きには資産を増やすチャンスかもしれない。
(ジャーナリスト・向山勇)