スポーツやeスポーツに集まる巨額マネー 拡大する市場への投資方法は?
ドジャースに移籍が決まった大谷翔平選手の契約金額は10年で総額7億ドル(約1015億円)。スポーツビジネスがいかに巨大産業であるかを改めて思い知らされた。
文部科学省のデータによると、2019年に約4580億ドル(約66兆円)だった世界のスポーツ産業の市場規模は、30年には8260億ドル(約120兆円)に拡大する見込みという。加えて最近はeスポーツブームも広がっている。
成長する分野には投資マネーが集まる。スポーツ&eスポーツは期待できそうだ。
■拡大市場への投資方法は?
実際、スポーツに着目した投資信託もある。ニッセイアセットマネジメントが運用する「ニッセイ・ワールドスポーツ・ファンド」だ。スポーツイベントの放送やシューズやウエアなどのスポーツ用品だけでなく、フィットネスジムやサプリメントなど、広い分野をスポーツ産業と捉えて、投資成果を目指す。為替ヘッジのないBコースの騰落率は過去1年で20.2%、12年の設定時との比較では320%。円安効果もあるが、まずまずの成績といえるだろう。