「ニデック記念館」設立で流れる創業者・永守重信氏の退任説…2027年完成で憶測呼ぶ
「永守さんは本気でリタイアする決意をしたのではないか。自身の記念館建設はその証し。記念館が完成する2027年が退任のタイミングか」(メガバンク幹部)と話題となっている。
ニデックは8月28日、「これまでの当社が歩んできた歴史と、成長の源泉である創業者、永守重信の経営理念を学び、継承することを目的とした『永守重信創業記念館』の設立を決定いたしました」と高らかにリリースした。
また、リリースには、「1973年7月23日に永守が3人の同志とともに創業した日本電産(現ニデック)は、2023年に創業50年で連結売上高2兆円を超え、世界47カ国に300以上のグループ会社を有するグローバル企業に成長いたしました。『金なし、経験なし、知名度なし』でスタートした当社が、創業直後のオイルショックやその後のリーマン・ショックやタイ洪水など幾多の苦難を乗り越えて今日にいたるまで発展し続けてこられたのは、創業者の経営理念である『情熱、熱意、執念』『知的ハードワーキング』『すぐやる、必ずやる、出来るまでやる』に代表される『三大精神』を全従業員が行動規範として共有し、たゆまず前進を続けてきたからです」とうたわれている。
■関連記事
-
語り部の経営者たち ジャック製菓 中野幹社長(3)10個作って2つヒットすれば万々歳 金券当たりクジ付き駄菓子が強みだが…
-
語り部の経営者たち ジャック製菓 中野幹社長(2)マンガ家になりたかった幼少期 商品パッケージのイラストはすべて社長のお手製
-
語り部の経営者たち ジャック製菓 中野幹社長(1)就職内定を辞退して家業を継いだ3代目 ラーメン菓子「ヤッター!めん」が大人気
-
目からウロコ 大人の寺子屋 中間管理職は必読!「フィードフォワード」って何?新しいコミュニケーション手法を知る9つのQ&A
-
人生100年時代の歩き方 ネット通販で「確実にポチらせる」極意とは? 広告業界で“レスポンスの魔術師”と呼ばれた男が指南