投資の神様バフェットの保有銘柄をマネて買う 簡単に“コピートレード”できるスマホアプリ
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が日本で商社の次に「金融セクター」を狙うのではないかと期待が広がっている。商社株は2020年8月にバフェット氏が投資したことが判明。その後、5大商社株は大幅に上昇した。今後、日本の銀行株が買われることがあれば、便乗投資で儲けることができるかもしれない。現在、メガバンクの株は予想配当利回りが3%台でPBRが1倍割れの状態。それを考えても魅力的な存在といえる。
バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイがどんな銘柄を保有しているか、同社が四半期ごとにSEC(米証券取引委員会)へ提出するフォーム13F(株式保有報告書)で確認できる。8月に公表されたフォーム13Fではアップル株の保有を約5割縮小したことや化粧品小売りのアルタ・ビューティー、航空宇宙関連のハイコの株式に投資したことなどがわかった。フォーム13Fはネット上で誰でも閲覧可能なので、後追いにはなるが、バフェット氏の投資をマネすることも可能だ。
もっと簡単にコピートレードが可能なサービスも登場している。ブルーモ証券が提供するスマホアプリだ。アプリをダウンロードして口座開設すると、バフェット氏をはじめとする著名投資家などのポートフォリオをコピーして自分の目標ポートフォリオを作成できる。投資資金を入金すると自動買い付けしてくれるので、手間をかけずにコピートレードが可能になる。