中国AIディープシークの衝撃!エヌビディア「1強」時代の次に来るもの

公開日: 更新日:

 ただ、それでも、誰でも利用可能な「オープンソース型」で開発されたR1の衝撃は計り知れず、今後、効率の高いAIモデルが続出する可能性は大だ。それは株のAI相場の勢力図を変えることにもつながっていく。

 想定されるのは、半導体一辺倒からソフト・ITサービス銘柄への広がりである。

 注目銘柄をいくつか挙げるとすれば、AI需要で法人向けソフトウエア部門が好調なIBMや、企業へAIモデルの導入を手掛けるセールスフォース。日本企業では大手ソフトウエア企業、特に業績好調でAI研究で実績のあるNECだ。

 中国発ディープシークの出現により、AI関連株はエヌビディアの1強からさまざまな銘柄が注目されるようになっていく。別の見方をすれば、世界のAI相場は広範で息の長いものになっていくと見ていいだろう。 (丸)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  4. 4

    中居正広氏は元フジテレビ女性アナへの“性暴力”で引退…元TOKIO山口達也氏「何もしないなら帰れ」との違い

  5. 5

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  1. 6

    中居正広氏と結託していた「B氏」の生態…チョコプラ松尾駿がものまねしていたコント動画が物議

  2. 7

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  3. 8

    中居正広氏が女子アナを狙い撃ちしたコンプレックスの深淵…ハイスペでなければ満たされない歪んだ欲望

  4. 9

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  5. 10

    SixTONES松村北斗 周回遅れデビューで花開いた「元崖っぷちアイドルの可能性」