「戦時のモラル」は平時に生きる上で苦しみや悩みに転じる
![日常の倫理観は一変(日本軍は太平洋戦争早々当時米国領であったフィリピンに侵攻、レヒドール島の敵トーチカを攻撃する日本軍火炎放射部隊)/(C)共同通信社](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/253/827/cab1d5fcccadbe9a6082f8fd755e9ad020190514134916059_262_262.jpg)
戦争体験世代が少数になるにつれ、戦争の真の怖さは拡散していく。一口に戦争体験といっても、戦場体験、引き揚げ体験、被災体験、飢餓体験など、その範囲はかなり広くなる。
個人の感情、立場などでも体験の受け止め方は異なる。そうはいっても、戦争体験という言葉に共通点はある。それは…
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