明治天皇は政務の報告を受けて意見を述べるようになった
西南戦争の期間、明治天皇はいわば表情のすぐれない日々を過ごした。その理由は、西南戦争への危惧と自らの役割がどこにあるかを十分に納得できなかったからだった。研究書の中には天皇がうつ状態であったとみる書もあれば、西郷のことを思い、政務室に出ない日々があったと説く書もある。いずれにし…
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