板垣征四郎の夢を見ながら命を閉じた石原莞爾
石原莞爾が病死したのは、昭和24(1949)年8月15日の夕方である。最期は銻子夫人、秘書であり同志だった高木清寿、さらには東亜連盟の門弟らが看取っている。60年の生涯であった。日本が戦争に負けて4年。敗戦の日に人生を閉じるのは、いかにも石原らしく思われる。
この最期の…
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