大本営の参謀は文書化 日独が世界を分割支配する夢想の計画
田中隆吉による陸軍内部の戦時指導迷走の告発は、むろん東條英機だけではなく、政治・軍事指導者がいかに見通しを持たずに戦争と向かい合っていたか、その姿勢の告発でもある。次代の者として耳を傾ける内容もあれば、近代日本の軍事教育や人材教育に幾多の誤りがあったとの観点から総合的な立て直し…
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