「ソ連が敗れ、米国も手を引く」戦時指導者の愚かな楽観論
真珠湾攻撃後の第2段階で、日本の戦時指導者はどのような手を打つかなどは全く考えていなかった。それが致命的な欠陥だったとも言えるのだが、この事態をもう少し別な視点から見ていくと、日本人の国民的性格を表しているとも言える。その性格は、2つの言葉で語ることができた。
一つは「…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り1,029文字/全文1,169文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】