小泉進次郎の“麻生詣で”にSNSでは落胆の声が急拡散…「古い自民党と決別する」はどうなった?

公開日: 更新日:

■菅氏の力を借りて総裁選に出馬し、さらに麻生氏の協力も得ようとする小泉氏

「圧倒的スピードで改革する」「長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい」ーー。小泉氏は出馬会見でこう宣言し、さらに「古い自民党と決別する」とまで言い切って政治改革を進める考えを示していたはず。

 ところが、いざ総裁選が始まってみると、小泉氏の“背後”には菅義偉元首相(75)の姿が見え隠れするようになり、「刷新感」はあっという間に雲散霧消。自民党関係者からも「誰も小泉さんが総裁になって政権を担えるとは思っていない。政権運営は菅頼み。菅さんの傀儡政権だろう」との冷ややかな声が広がったという。

 そして今回の「麻生詣で」の報道なのだが、派閥領袖の主流派といわれる麻生氏と、無派閥で非主流派といわれる菅氏は不仲説が絶えない。そんな状況下で菅氏の力を借りて総裁選に出馬し、さらに麻生氏の協力も得ようとする小泉氏。それだけ切羽詰まった状況なのか、それとも総裁選を機に麻生氏と菅氏の関係を修復したいと考えているのだろうか。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末