小泉進次郎の“麻生詣で”にSNSでは落胆の声が急拡散…「古い自民党と決別する」はどうなった?
■菅氏の力を借りて総裁選に出馬し、さらに麻生氏の協力も得ようとする小泉氏
「圧倒的スピードで改革する」「長年議論ばかりを続け、答えを出していない課題に決着をつけたい」ーー。小泉氏は出馬会見でこう宣言し、さらに「古い自民党と決別する」とまで言い切って政治改革を進める考えを示していたはず。
ところが、いざ総裁選が始まってみると、小泉氏の“背後”には菅義偉元首相(75)の姿が見え隠れするようになり、「刷新感」はあっという間に雲散霧消。自民党関係者からも「誰も小泉さんが総裁になって政権を担えるとは思っていない。政権運営は菅頼み。菅さんの傀儡政権だろう」との冷ややかな声が広がったという。
そして今回の「麻生詣で」の報道なのだが、派閥領袖の主流派といわれる麻生氏と、無派閥で非主流派といわれる菅氏は不仲説が絶えない。そんな状況下で菅氏の力を借りて総裁選に出馬し、さらに麻生氏の協力も得ようとする小泉氏。それだけ切羽詰まった状況なのか、それとも総裁選を機に麻生氏と菅氏の関係を修復したいと考えているのだろうか。