立憲&維新“候補一本化”一致で焦り…狂乱の石破自民にまさかの「衆参ダブル選挙」構想

公開日: 更新日:

主戦論者の森山幹事長が動いた

 これにビビりまくっているのが石破自民だ。ほとんど狂乱状態で、まさかの“衆参ダブル選挙”まで模索しているフシがある。

「自民は今後、党勢が回復するとは思えず、来夏の参院選はまた惨敗でしょう。野党一本化まで進められてしまっては目も当てられない。そこで、石破総理は衆院選を参院選と同日にぶつけるのではないかという説が出ています。野党は289ある衆院の小選挙区全てで一本化を進めるのは困難で、競合せざるを得ない。小選挙区で戦っている相手と参院選の1人区では握らなくてはいけないわけです。野党共闘にくさびを打つために『ダブル選挙』が浮上しています」(官邸事情通)

 衆院選に備えているかのような動きも出ている。自民が裏金事件を巡り、萩生田元政調会長が出席する衆院政治倫理審査会を開催する方針で調整に入ったことだ。

「主導しているのは、“主戦論者”の森山幹事長です。5日に萩生田さんの議員会館の事務所で政倫審出席に向け協議したそうだ。先の衆院選で萩生田さんは公認を得られず、無所属での薄氷の勝利だった。政倫審での弁明を機に復党させ、次の衆院選に向け準備させるとみられているのです」(同前)

 しかし……。野党分断のため策を弄してダブル選挙なんてやったら、再び国民の怒りを買い、大惨敗だろう。

  ◇  ◇  ◇

 吉村洋文新代表の下、新たなスタートを切った日本維新の会だが、その先行きは明るくない。共同代表である前原誠司氏は“壊し屋”だからだ。●関連記事『【もっと読む】“壊し屋”前原誠司は次は維新を分裂させる…吉村洋文新代表は彼の異名を知らないのか?』で詳報している。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 政治のアクセスランキング

  1. 1

    兵庫県・斎藤知事パラハラ認定にも無敵の“居座り” 「公務多忙」理由に第三者委報告書にコメントしない厚顔

  2. 2

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 3

    復権狙う自民旧安倍派にトドメ!「10万円商品券」配布問題でチルドレンが石破首相に“助け船”の爆弾証言

  4. 4

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」

  5. 5

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  1. 6

    茨城県知事の異常な県政を朝日も毎日も報じない不思議…職員13人が自殺?重大事件じゃないか!

  2. 7

    石破首相を襲う「岸田前首相の呪い」…10万円商品券配布めぐり、政倫審出席グズればイメージさらに悪化

  3. 8

    立憲民主党の凋落は自民党以上に深刻…参院選改選組が国民民主党に露骨なスリ寄り

  4. 9

    「石破降ろし」不発の裏でうごめく与野党の身勝手な思惑…野望ついえた安倍一派は“特大ブーメラン”に真っ青

  5. 10

    国民民主党はやっぱり与党補完勢力だった! 企業・団体献金「存続」で自民党に塩を送る罪深さ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由