トランプ次期大統領が急転直下、石破首相との早期会談に意欲…狙いと昭恵氏「懇談」を巡るナゾ
急転直下の展開だ。
米国のトランプ次期大統領(78)が16日会見し、「石破首相が会談を望むなら私はここにいる」と言い、2025年1月20日の大統領就任式前にも石破茂首相(67)と首脳会談を行う考えを明らかにした。
「大統領就任前に各国首脳との正式な会談は行わない」。早期会談を望んでいた石破首相に対し、こう突っぱねていたトランプ氏が“心変わり”した一因はやはり、故・安倍晋三元首相の妻・昭恵氏(62)との懇談だろう。
昭恵氏は15日、米南部フロリダ州のトランプ氏の私邸を訪問し、妻のメラニア夫人(54)が主催した夕食会に出席。メラニア夫人は直後、自身のSNSで、親指を立ててポーズをするトランプ氏とメラニア夫人、昭恵氏の3人が並ぶ写真を投稿。《安倍昭恵夫人を再び(私邸の)マールアラーゴでお迎えできたことを光栄に思います。私たちは彼女の亡き夫、安倍元総理を偲び、その素晴らしい功績を称えました》とつづった。
一連の流れを踏まえれば、トランプ氏はまず顔なじみの昭恵氏に対して、日本政府の考え方、石破首相の政治姿勢をヒアリングする狙いがあったとみていいだろう。