予算修正協議など姑息だ 自民党政権は「庶民の敵」もうハッキリしているのだ
![野党協議は名ばかりで、狙うは国民締め付け負担の敵政策(C)日刊ゲンダイ](https://c799eb2b0cad47596bf7b1e050e83426.cdnext.stream.ne.jp/img/article/000/367/721/fc449271631f7986ed97122196f6650320250214124509151_262_262.jpg)
与党は野党との予算修正協議を急いでいるが、安易な妥協で自公政権を生き延ばせたところで、この国の経済と暮らしは変わるのか。裏金に頬かむりし、のど元過ぎれば何とやらで、庶民いじめメニューを企む政権は一度下野させる以外なし。
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「各党の提案にしっかり耳を傾けて、良いものをまとめてほしい」
石破首相は13日も自民党の小野寺政調会長と官邸で面会し、そう指示を飛ばした。自公与党が2025年度政府予算案への賛成取り付けに向け、野党との修正協議を急いでいる。
予算案を確実に年度内で成立させるには3月2日までの衆院通過が必要だ。しかし石破政権は衆院で半数割れの少数与党の立場。予算案成立には、野党の協力は欠かせず、要求を受け入れた予算案修正は不可避の情勢だ。
予算案の修正には1~2週間はかかり、逆算すれば今週から来週が協議のヤマ場。自公与党が野党切り崩しの第1のターゲットに据えるのは日本維新の会だ。
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