月240人ペースで2666回…4000万円荒稼ぎ逮捕された立ちんぼの「超過密スケジュール」

公開日: 更新日:

 逮捕された3人はそれぞれ動機について、「ホストクラブに通うため」「生活費に充てていた」「美容整形に行くための費用が欲しかった」と話しているという。

 3人のうち1人は11カ月間で約4000万円を荒稼ぎしていた。ザッと計算すると1日8人、1カ月で240人のハイペースで計2666回、客を取っていたことになる。

「その女はホンマ、よう覚えとったわ。多い時で1日15人とやっとったそうや。1人1回1時間やけど、20分ぐらいで終わる男もおるから数をこなせたんちゃうかな。風俗嬢は店に籍があるというだけで、ほぼ立ちんぼで稼いどった。1度、立ちんぼをやりだすと、店に所属しとるんがアホらしくなるらしい。売り上げの一部を店に渡したり、常に客を取れるわけでもない。税金やって払ってへん。好きな時に自由に客を取れて相手だって選べる。とにかく手っ取り早く、効率的に稼げるからな」(捜査事情通)

 27歳の無職の女は調べに対し、「立っていたのは、私の分離した人です。『私の中にいる誰か』が立ちました」と供述しているそうだが、需要がある限り、また「分離した誰か」が現れるかもしれない。

最新の政治・社会記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…