「“常に違う色”を出す」…岡崎慎司、W杯への意気込み語る
――日本代表には「W杯の目標は優勝」と口にする選手もいますが、13年になって負けが込む(国内組で臨んだ東アジアカップ以外で6勝2分け8敗)ようになり、優勝という目標がかすんでしまったような気がします。
「選手によっては《高い目標を設定し、その目標に向かって一直線に突き進んでいくことでモチベーションを上げる》タイプもいるし、ボクみたいに《何よりも目の前の試合で1勝を積み上げていくことでモチベーションを保つ》タイプの選手もいます。あっ、勘違いしないで下さいね。ボクも《優勝したいか?》と聞かれたら、もちろん《優勝したいです!》と答えます。結局、目標をどこに置くのか? ということよりも《どうすればW杯で自分たちのサッカーを貫き、勝ち上がれるのか?》が重要になってくるということです」
――南ア大会では岡田武史代表監督が「目標はベスト4」と発言。本大会の直前に守備的な戦い方にシフトしました。
「ザッケローニ監督は就任して以来《世界を驚かせる》と言うことはあっても、W杯での具体的な目標を口にすることはありません。本大会前に戦術をガラッと変えることもないと思う。あくまで監督自身の戦術、戦い方で突き進むと思います」