ブラジルW杯C組分析 対戦国の注意点とウィークポイント

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■コートジボワール 長い手足のY・トゥーレは要注意

 代表SB長友が「代表キャリアの中で10年W杯前に対戦したコートジボワールほど強かったチームはない」と感嘆する。

 現代表も強力無比。中でもトップ下のY・トゥーレ(マンチェスター・シティーMF)は要注意人物だ。長い手足を駆使したドリブル、一瞬にしてDFのズレを見抜く戦術眼でアタッカー陣を操り、相手ボールになると身長188センチ、体重90キロの恵まれたフィジカルを前面に押し出し、相手の攻撃の芽を摘んでいく。「Y・トゥーレをどう攻略するか?」。これが勝敗の行方を左右する。

 アフリカを代表する大物ストライカー・FWドログバ(ガラタサライ)の決定力の高さは健在。しかし、超人も寄る年波(35歳)にはあらがえず、プレミア得点王を獲得した頃のスピードは明らかに衰えた。「母国の英雄だから」と、調子に乗れないドログバ頼みの攻撃に執着してくれたら――。攻守のリズムが崩れ、凡庸なチームに成り下がる。

■ギリシャ 上り調子 点取り屋 ミトログル警戒

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