母校で“血縁対談” 甥の菅野を絶句させた原監督の禁断質問
周囲が思うより、当人たちはやりにくさを感じていなかったようだ。こんな具合で対談は和気あいあいと進んでいた。が、司会者が「監督・原辰徳はどんな監督?」と菅野に振った時、異変は起きた。
答えにくそうにモジモジしていた菅野に、原監督が「優しいだろ?」言うと、 菅野は「あんまり……普段と変わらないという感じはありますけど……」と返した。すると監督が、間髪入れず、こう突っ込んだのだ。
「他の選手たちはオレのこと、どう思ってんの?」
「これは大変な質問ですよ~」と煽る司会者をヨソに、菅野は絶句。原監督が、「ロッカールームでどんな話をしてんの?」と畳み掛けると、菅野は苦笑いを浮かべてこう言った。
「ちょっと……それは答えられないですね……」
その瞬間、会場がどっと沸いた。もちろん冗談だろうが、どこの球団でもロッカーでは監督やコーチへの不平不満が飛び交うもの。特に巨人は原監督の力が絶大。甥っ子がとても口にできないような内輪話があってもおかしくはない。原監督はニコニコ笑っていたものの、これが冗談じゃなかったら、伯父さんも笑えない。