マンU完敗…モイーズ“無能”監督に冷遇される香川の哀れ
欧州CL決勝トーナメント1回戦オリンピアコスとのアウェー戦(日本時間26日午前4時45分開始)。ベンチスタートのマンチェスター・ユナイテッドMF香川真司に出番が回ってきたのは、0―2とリードされて迎えた後半の16分だった。
トップ下に入った香川は37分、右サイドを駆け上がったDFスモーリングにパス。折り返しをFWファン・ペルシーがフリーでシュート! クロスバーを大きく越えるミスショットだったが、初めて“ゴールの予感”が漂った瞬間だった。
終了間際にはFWルーニーとのパス交換で攻め上がり、香川からの絶妙パスを受けた左SBエブラがゴール前に突進。相手守備陣を慌てさせた。
香川は2回しかなかったゴールチャンスすべてに絡んだが、結局0―2で試合終了。完敗に天を仰いでガッカリである。
ユナイテッドはこれまでCLでオリンピアコスを相手に4戦全勝。得点12、失点2とカモにしていた。それが手も足も出なかった。「モイーズ監督の能力不足に尽きる」とサッカー記者が言う。